任意整理で行われる交渉の内容

任意整理とは、債権者(お金を貸している人)と債務者(お金を借りている人)が交渉して、何とか返済できるようにしてもらうことです。

 

一般人が債務者であっても、債権者である貸金業者と交渉して任意整理をすることは不可能ではありませんが、手間や労力を考えると弁護士や司法書士の方にお願いをした方が無難というもの。

 

では、弁護士や司法書士が債権者と交渉する際には、どのようなことが話し合われているのでしょうか。

 

 

借金の減額交渉をする

債務者から依頼を受けた弁護士や司法書士がまず行なうことは、借金総額の確定です。

 

過払い金が発生している可能性もありますので、借金総額を確定させるためにも債権者から取引履歴の開示請求をします。取引履歴を取り寄せた弁護士や司法書士は、利息制限法による引き直し計算を行い、借金の総額を確定させます。

 

ここまででしたら極端な話、誰でもできるのですが、ここからが弁護士や司法書士の腕の見せどころです。

 

債権者と交渉をして、確定させた借金総額を減額してもらうよう実現させるのです。もちろん、これをするかしないかは弁護士や司法書士によって異なりますが。

 

分割返済および利息カットの交渉

借金総額の減額交渉はかなり難易度の高い交渉で、なかなか実現しない場合も多いですが、これで諦めては任意整理の意味がありません。

 

弁護士や司法書士の次なる手として、分割返済の実現があります。一括で債務を返済しろというのは困難な話ですので、確定した借金の総額を原則として3年間の分割返済にしてもらいます。例外的に5年間の分割返済というのもあり、ここまで長期間の分割にできれば大した交渉能力といえますね。

 

通常は分割返済を選択しますが、親族などからまとまったお金の都合がつけば、一括で返済する旨を任意整理で交渉することも可能です。一括返済ですと、借金総額から10%~30%減額してくれることも可能です。

 

さらに有能な弁護士や司法書士ともなりますと、将来発生する借金に対する利息のカットも交渉するように交渉して、これが実現すればかなり借金返済は楽になります。

 

和解契約を結ぶ

無事に交渉がまとまれば、それを和解契約として締結します。書面にするのが一般的ですが、口頭の契約でも契約は成立しますので、レコーダーなどを用意する場合もあります。

 

ここまでは債権者側にかなり譲歩してもらう内容となっていますので、和解契約では債務者が譲歩する内容となります。

 

それが「期限の利益喪失約款」で、返済を一定期間怠ると残債の一括返済を求めることができるというものです。

 

個人で任意整理を進めるとここまでうまくは行えませんので、やはり任意整理の手続きは専門家のもとで行うべきです。専門家に依頼をする任意整理は料金面での負担がかかりますので、詳しい内容は債務整理時にかかる費用を見ておくと良いでしょう。

 

また、任意整理着手後の支払いができなくなると様々な問題が発生します。そうならないためにはしっかりとした資金計画が必要ですが、払えないからと闇金融からの借金でまかなおうとすると更に問題が大きくなりますので、闇金融の借金は利用しないようにしましょう。

 

古くからある闇金業者の手口

相当前からある闇金の手口の一つに090金融というものがあります。これは事務所を持たずに、携帯電話でやり取りをして、指定した場所にお金を持ってきたり、返済するために業者を呼び出したりする方法がメジャーです。

 

しかし、この090金融の大きな危険は、返済しようと思っても返済できないところにあります。闇金と一言でいってもやり口は無限と言えるほど存在しますので、全てに当てはまるかどうかはわかりません。

 

ただ、090金融のやり方はとても卑劣な場合が多く、とてもじゃないがまとも返済することは不可能と言えます。

 

例えばこれを読んでいるあなたが090金融から借り入れをしたとします。そして返済日が近づき返済をしようと連絡を取っても相手が電話にでることはありません。とりあえずその場はそれで終わります。そして返済日が過ぎた頃に法外な利息と返済を求めるという鬼のような手口で迫ってきます。

 

ここであなたがいくら返済をしようとした、と言ってもなんの意味もありません。もしこのときに何度も電話した証拠があったとしても相手には通じません。

 

この闇金業者は法律の外で生きている人です。個人の話の筋などは全く通用しないので闇金ということです。こういったことに巻きこまれないようしなくてはいけませんね。

 

もし巻き込まれてしまって被害にあっているのであれば、早めの相談で解決に向けて動くことが大事です。困ったときの無料相談先を利用すれば闇金問題も予想以上に簡単に解決ができますので、被害でお困りの方は闇金対策の相談を進めてみましょう。